About RITONAL
月のリズムをまとう、小さな習慣の装い
日常に、静かな「わたし時間」を灯す
Our Story
RITONALは、慌ただしく過ぎていく毎日の中で、
ほんの少しだけ立ち止まるための「小さな習慣」から生まれました。
朝、指輪をくるりとひと回しする。
夜、ブレスレットを外しながら、今日いちばん嬉しかったことを思い出す。
そんな、誰にも見られていない静かなひとコマに、
月の光のような、やわらかなきらめきを添えたくて。
古い物語や祈りの場で大切にされてきたモチーフ。
月光に照らされた石の、深く静かな輝き。
それらを現代のミニマルなデザインに溶かし込み、
身につける人の内側にそっと寄り添う「おとも守り」として仕立てています。
装飾品は、ただ"飾るもの"ではなく、
その人の一日や気持ちに、やさしく区切りをつけてくれる存在。
RITONALは、そんな小さな区切りの一つひとつを、
少しだけ特別で、少しだけ静かな時間に変えていきたいと考えています。
RITORHYME & わたし仕度
RITONALでは、石と一緒にすごす数分間のことを
リトライム(RITORHYME) と呼んでいます。
忙しい一日の途中で、ふっと自分に戻るための「わたし時間」。
月のリズムと、自分のリズムが、静かにそろっていくような短いひととき。
朝、指輪をはめながら「今日はどんなふうに過ごしたい?」と問いかける。
夜、ブレスレットを外しながら「今日は、ここがよかったな」と振り返る。
そんな、小さくてやわらかい時間のことを、
わたしたちはリトライムと名づけました。
そして、そのリトライムをつくる所作や選び方全体を、
「わたし仕度」 と呼んでいます。
- 身なりを整える身支度
- 出かける準備の支度
と同じように、
「心と呼吸を整える支度」があってもいい。
石を身につけることが、
自分のために、そっと整える時間=わたし仕度の合図になりますように。
RITONALのアイテムはすべて、
あなたのリトライムを育てるための「おとも守り」としてデザインされています。
Vision & Mission
私たちが目指すもの
Vision
日常の中に、さりげない「スイッチの瞬間」を増やしていくこと。
月の満ち欠けや、自分の心のリズムに耳を澄ませながら、
身につける人が「今日はどんな一日にしよう」と、
意識的に選び取れる世界を育てていきます。
Mission
何千年もかけて育まれた天然石の個性を、
現代の生活に自然になじむかたちで届けること。
手に取った瞬間だけでなく、
1ヶ月後、1年後も「やっぱり好きだな」と思ってもらえる装飾品をつくり続けること。
「ただ身につける」だけでなく、
朝や夜の小さな所作と結びついた"日々の習慣"として提案すること。
RITONALのジュエリーは、
日々の選択を、少しだけていねいにするための相棒でありたいと願っています。
Craftsmanship
工程を削りすぎず、石が自然に呼吸できるバランスへ
素材の選定
RITONALでは、ひとつとして同じ表情を持たない天然石の個性を大切にしています。
ラブラドライト、ムーンストーン、水晶——
それぞれの石に宿るインクルージョンや色の揺らぎは、
自然が長い時間をかけて刻んだ「記憶」のようなもの。
完璧な均一さではなく、その違いそのものを"物語"として受け取り、
「この石と、この人が並んだらきっときれい」という組み合わせを選んでいます。
金属は SV925(スターリングシルバー)を基本に、
Lunar-Gold(月光めっき)やマットブラックなど、
石の雰囲気に合わせて仕上げを変えています。
金属が石を覆い隠してしまうのではなく、
そっと支え、余白を残すこと。
それがRITONALの、変えたくない約束です。
制作工程
1. 石の選定
一つひとつ光にかざしながら、
色・内包物・きらめきの出方を確認します。
「表情豊かだけれど、服になじむか」
「強く主張しすぎず、そっと側にいてくれそうか」
そんなことを考えながら、石と向き合う時間です。
2. 枠の制作
選んだ石の輪郭を崩さないように、
自然な起伏に沿って金属を成形していきます。
図面通りのきっちりした枠ではなく、
石の"くせ"を受け止めるための、わずかなゆらぎ。
完璧すぎないラインが、
身につけたときのやわらかさにつながっていきます。
3. 仕上げと手研磨
最後の仕上げは、すべて手作業です。
光を当て、角度を変えながら、
石と金属がいちばんきれいに呼吸できるポイントを探して磨き上げます。
工業製品のような均一さではなく、
手仕事が残す、ごく小さな揺らぎと温度。
完璧ではないからこそ、
石は呼吸し、時間とともにあなたの一部になっていく。
それがRITONALの、小さな宣言です。
Our Values
私たちが大切にする価値
Authenticity
偽りなく、ありのままの美しさを尊重すること。
石の個性、手仕事の跡、経年変化。
どれも隠さず、そのまま受け入れたうえで
「それでも好き」と思ってもらえる作品を目指します。
Craftsmanship
一度きりの出会いを、長く続くご縁に変えること。
身につけた瞬間のときめきと、
何度も手に取るうちに深まっていく愛着。
その両方を育てられるように、
素材選びから仕上げまで、時間をかけて向き合います。
Consciousness
なんとなく選ぶのではなく、
「今日の自分」にそっと問いかけてから選ぶこと。
朝、今日はどんな気分でいたいか。
夜、どんな一日だったと振り返りたいか。
RITONALの装飾品が、
そんな小さな問いを思い出すきっかけになりますように。
Discover Our Collection
もし、気になる石やかたちに目がとまったら、
それは今のあなたからの、小さなサインかもしれません。
仕事の日のジャケットの袖口に。
休日のカフェで、本をめくる指先に。
眠る前、ふっと息を吐きながら、そっと外す瞬間に。
あなたの日常に、静かなきらめきを添えてくれる
「おとも守り」を、ゆっくりと選んでみてください。